ジブリ作品の名作のひとつ、「紅の豚」は映画公開が1992年でしたが、30年近く経った現在でも色あせることなく人気を博しています。
名セリフ「飛ばない豚はただの豚だ!」が渋いです!
この映画で注目したいところは、ポルコは人間の姿に戻ったのか?そしてジーナとは結ばれたのか?今回はそんなところに迫っていきたいと思います!
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紅の豚 ポルコはイケメンでかっこいい!
引用元 スタジオジブリ 紅の豚
元々はルックスもイケメンで、立ち振る舞いも紳士的だったポルコ。劇中でも人間の姿が(ちょっとだけ)公開されていますが、男前な感じがしますね。
豚の姿になってからは、外見は変わってしまったものの、それでも立ち振る舞いがクールなので、どことなくイケメンに感じてしまいますね(笑)
Twitterでも、ポルコがいかにかっこいい人物だったのかについてつぶやかれていますね!!
ジブリにまたハマってしまった…
ジブリのヒーローかっこいい人多いからな。
猫の恩返しのバロンと紅の豚のポルコが
相変わらず大好き♡
クソかっこいいと思うんだよ
カッコよすぎて悶える誰かに伝えたい— ゆん。 (@RFtq2SY92HEKBlW) 2016年11月6日
大人になってから紅の豚の良さがわかった小さい頃理解出来なくて面白くなかった記憶あるけど理解できる年になってポルコがくそかっこいいことに気づいた
— リ サ (@___ghibli) 2016年11月4日
紅の豚もほんと名作。
ポルコまじかっこいい。ああいう大人になりたいとすら思うよね。— W.KINO® (@The_LEGO_City) 2016年11月4日
紅の豚 ポルコが人間の姿を捨てた理由とは?
紅の豚の主人公のポルコは、元々マルコ・バゴットという名のイタリア空軍のエースパイロットでした。パイロットとしての腕は優秀で、「英雄」と謳われるほどでした。
しかし、一方では多くの仲間が戦死してしまい、そのなかにはベルリーニという古くからの仲間や、マダム・ジーナの1人目の夫もいました。
そんなことがあって、多くの仲間が戦死していったのに助けることができず、自分だけが生き残ってしまったことに、自分を責め続けていたようです。
また、イタリア語では「豚」とは、「侮辱」や「軽蔑」といった意味をなすようで、本当は戦争なんてしたくないのに、他国と争うことをして、そして愛する人を守れなかったという自責の念から、
不思議な現象が起こり、豚となってしまったようです。
この豚の姿というのは、ポルコ自身にとっての戒めであり、自責の念によって生まれた変化なのでしょう。映画のラストでは人間に戻るようなシーンもありますが、
豚となることで、愛する人や仲間を守ることができなかったとい自分の無念さを語ることがある種の罪滅ぼしみたいなものなんでしょう。
また、戦争をするといったような武力行使をするようなところに、人間の醜さを感じたのでしょう。
一方で、そんなやさぐれてしまったポルコの心を癒してくれる存在に出会います。それが、フィオという少女との出会いでした。
ポルコが人間に戻ったのはフィオの真っすぐな人柄によるものだった!
フィオという少女は、人を疑うことなく真っすぐな性格で、何事も一生懸命に取り組む素直な人物でした。そんなところにポルコは心を打たれ、凍てついた心を溶かしてくれるきっかけになったようです。
そんなところから、なかなか自責の念を拭うことはできなかったものの、自然と人間の姿に戻ることができたようです。
とはいえ、ポルコが人間の姿に戻ったのは、一時的なもののようなので、完全に心の傷が癒えたわけではなさそうです。ポルコが人間に戻るには、心の傷が完全に癒されない限りは難しいのでしょうね・・・
また、ポルコ本人も人間にもどるようなつもりはなさそうな気もします。人間の醜い部分を見てしまった心の傷はなかなか癒えることはないでしょう。
そして、見どころのひとつとして、ジーナとの恋の行方というところもありますが、まとめてみました!
紅の豚 ジーナとはどうなった?
映画の中では、ジーナと結ばれるようなシーンはありませんでした。ポルコ自身なかなか気持ちを打ち明けることに戸惑いも感じていたようにも感じます。
しかし、ジーナが劇中で、
「私がこの庭にいるとき、その人が訪ねてきたら、
今度こそ愛そうって決めてるの。」
と発言していることから、ジーナもまんざらではなかったのかなと思います。
しかし、ジブリ映画のなかでは珍しく大人な内容のストーリーです。また、ポルコ自身も複雑な人生を送ってきたので、簡単に人間に戻って、ジーナと結ばれてハッピーエンドなんていう展開にはならないだろうなと思います。
もちろん、最終期には結ばれることになるのでしょうけど、劇中ではぼかしている感じがします。
映画のラストでは、ジーナが待つ庭にポルコの飛行機が止まっているのが見えるので、さりげなく恋の行方を物語っているのだなというふうに感じました。
まあ、恋の行方はご想像にお任せしますといった制作側の意図があるのかもしれません。
お互い惹かれあっているにもかかわらず、つかず離れずという関係が暫くの間続いていくのかなと思います。
不思議なもので、いつ観ても色あせないというか、古臭さを感じさせませんよね。なんだか人間臭い感じがして共感できるところもあり、泣けてきますよね!
フィオとジーナの違いについて考察
個人的には、フィオとキスをしたにもかかわらず、ポルコとは結ばれなかったというのが、また大人の展開なのかなという感じもします。
ま、フィオは劇中での年齢は17歳でしたから、ポルコとは年齢差があるし、やむを得ないところではあるでしょうけど。同じヒロインであるジーナとフィオとでは、キャラクターが対照的なところも、面白さを引き出すポイントなのかなとは思いますね。
ジーナの人物像
ジーナは落ち着きのある大人の女性という感じではあるものの、どこか心に影がある人物です。これまで、最愛の人と3度も死別しています。
ですから、自分が愛した人とは結ばれることがないものと考えてしまっているところがありました・・・
ポルコとは幼馴染ということですが、お互いにどこか惹かれあっているものの、それを表に出してアピールするということは、していなかったようです・・・
フィオの人物像
17歳の女の子ながら飛行艇設計技師という男くさい仕事をしています。最初は若くて、しかも女の子だからという理由でポルコから修理を断られていたものの、後にその腕前を認められるほどのスキルをもちあわせていました。
また、物事を前向きにとらえるところは、若さゆえのところもあるかもしれませんが、そういったとことにポルコの傷ついた心を癒やしてくれるところがあり、人間も捨てたもんじゃないなと考えを変えるきっかけになったほどです。
フィオのキャラは、宮崎アニメに登場する女の子キャラとしてはぴったりな存在でもあるし、大人すぎる内容に対して、良いアクセントになったのではないかと思います。
結論
ジーナもフィオも対照的なキャラではあるものの、空賊たちからモテモテであることや、ポルコに思いを寄せているところは共通していると思われます。
しかしながら、ジーナとフィオがライバル視しているような場面はありません。
またそういったところも想像力を掻き立てる要素となって面白さが倍増していくのかもしれませんね!
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