【ゲド戦記】テルーの正体、本名、年齢についてまとめて解説!

【ゲド戦記】テルーの正体、本名、年齢についてまとめて解説!

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映画「ゲド戦記」のヒロインとして登場したテルーは、過去に虐待を受けたり顔にやけどを負ったりと不遇な人生を送っていましたが、その正体は意外なものでもありました。

また、声優は当時新人だった手島葵さんで、最近ではTBSのドラマ「天国と地獄」の主題歌「ただいま」を歌ったことで話題にもなりました。

この記事では、そんなゲド戦記のヒロインであるテルーについてまとめていきます!

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テルーの本名について

 

ゲド戦記の世界では成人式などの日に魔法使いやまじない師の力を借りて「真の名」というものを与えられます。「真の名」は人間にも魔法使いにとっても重要なもので、劇中の敵であったクモは相手の「真の名」を知ることで魔法を使っていました。つまり、「真の名」は原則として誰にも明かしてはいけないのです。

そのため、ゲドがハイタカという通り名を使うように「燃える」という意味の「テルー」を通り名として使っています。ではなぜ、テルーは最後にクモを目の前にして「真の名」を言ったのか。

それはテルーの「真の名」に彼女の本当の姿を解放する力があるからです。

テルーが言った名前は「テハヌー」。彼女の正体は人間として生きることを選んだ竜族の末裔でした。その竜の名前もまたテハヌーといい、子孫であるテルーはその名を受け継ぎ「真の名」を唱えることによって真の姿を現したのです。

 

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テルーの正体は竜だった!

物語終盤で魔法使いのクモに首を絞められ、テルーは一度死んでしまいます。しかし真っ赤になった眼を開いて立ち上がり、テルーは真の名である「テハヌー」を唱えることで真の姿である、黒く大きな竜に姿を変えました。ゲド戦記の冒頭に出てきた竜と同じように見えますが、あれはテルーではありません。

老魔法使いの「昔は人間と竜はひとつであった」という言葉のように、ゲド戦記の世界ではかつて竜族の一部が人間として生きることを選びました。そして、テルーは竜族の末裔として生まれます。ですが彼女自身は人間として生きることを望んでいたため、最後のシーンでクモを倒すまで竜の力を使うことはありませんでした。

ジブリ版のゲド戦記ではクモを倒した後に竜になったテルーが人間に戻る場面が見受けられるため、おそらく「真の名」を唱えて竜に変わっても人間には戻れるようです。また、ハイタカとテナーが竜に変わったテルーを見ても驚かなかった様子から、二人はテルーの正体を見抜いていたのでしょう。

 

 

テルーの火傷の理由について

テルーは竜族の末裔として生まれたのですが、実の父親とその仲間によってひどい虐待を受けていました。そしてその証拠を隠滅するために焼き殺そうと日の中に入れられてしまいます。怖くなった仲間の一人がテナーの友人であるヒバリに助けを求めに行きますが、その仲間の一人は逃亡してしまいます。

クモに首を絞められても生きていたように、竜族の末裔であるテルーは強い生命力があるのでしょう。ヒバリが助けに来たときはテルーはまだ火の中にいたのですが、必死の看病もありテルーは一命をとりとめます。しかし顔にはやけどの跡が残ってしまいました。その後、テルーは優しいテナーのもとに引き取られます。
ちなみにジブリ版ゲド戦記ではやけどで皮膚の色が変わっていますが、原作では目がただれて見えなくなっています。

 

 

テルーの年齢について

原作ではヒバリの「…六つか七つにはなってるみたいだけど、二つぐらいの子の体重しかなくて」という言葉から6,7歳だと思われます。しかしジブリ版では明らかに6,7歳には見えません。特に年齢について明記はされていませんが、主人公のアレンが17歳なので少し年下の10代半ばだと思われます。

テルーは竜族のため年齢の取り方が人とは違う可能性もありますが、おそらくジブリ版ではヒロインとして位置付けるために原作から多少脚色したのではないでしょうか。いずれにせよ、テルーは虐待によって体と心に傷を負いつつも人間として生きていこうとする少女に変わりありません。

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