新劇場版にて初登場となったキャラクターの真希波・マリ・イラストリアスは、まともな搭乗経験がないにも関わらず、見事に乗りこなしていたのが印象的でした。
また、若い外見とは裏腹に、懐メロを口ずさむところにファンになった方も少なくはないかと!
この記事では、そんな真希波・マリ・イラストリアスの正体について、迫っていきたいと思います!
真希波・マリ・イラストリアについて
引用元 新劇場版 エヴァンゲリオン
エヴァンゲリオン新劇場版のみ登場するキャラクター。スタイルが良い。
ツインテールのヘアスタイルに眼鏡をかけた今までにはないタイプです。イギリス出身でユーロ支部所属だったため英語が堪能です。
エヴァンの操作も非常に慣れており、華麗に使徒などを倒していく。またエヴァを開発責任者リツコでも知らないザ・ビーストと呼ばれる裏コードも使い戦う姿はエヴァの新たな力を見せつけてくれました。
よってエヴァ自体の知識も豊富に持ち合わせています。
戦闘時には古く懐かしいしかしどこかで聞いたことあるような70年代懐メロを口ずさむシーンが多くみられました。
彼女が口ずさんでいた懐メロは、以下になります。
- 「ひとりじゃないの」
- 「グランプリの鷹」
- 「真実一路のマーチ」
見た目に合わず彼女の実年齢は非常に高いのではないかと思われる。また、ゲンドウのことを“ゲンドウくん”と呼んでるシーンもありました。
これに関して、以前ゲンドウ、ユイと共にエヴァ開発に関わっていた人物である可能性も否定できません。
マリの性格について

非常に交戦的であり容姿からは想像できないような力強く、自分の犠牲も気にしない男勝りの一面もみせました。
エヴァに乗り使徒など自分の敵と戦うことを楽しみ、面白ければそれで良いと考え、エヴァに乗ることに対する恐怖を見せない様子。
”にゃ“と言ったり大声で戦闘中歌うあたり茶目っ気たっぷり。誰とでも仲良くなれるフレンドリーな性格も持ち合わせています。
登場早々、近距離でシンジを見て、違和感なく話しかけるシーンはユーロ支部所属であったのも頷けるフットワークの軽さも。
また新劇場版Qではアスカのことを姫とアスカはマリのことをコネ眼鏡と呼び合い共に戦うあたり協調性もあるようだが、最後は自分の意思で脱却したりとマイペースな部分もあり。
つかみどころのなくミステリアスな性格は、他のキャラにはなく魅力的ですね。
新劇場版「破」にて初登場!「破」と「Q」「シン・エヴァンゲリオン」での活躍まとめ!
引用元 新劇場版 エヴァンゲリオン
前作の「序」では、旧作のストーリーの要素もありましたが、「Q」では、オリジナルの場面が増えてたことや、「マリ」の登場によって新たなストーリーが始まった瞬間でもありました。
ここでは、「破」と「Q」でのマリの活躍ぶりをまとめていきます。
新劇場版「破」での活躍
冒頭から仮設5号機に乗り現れたマリ。北極圏にあるネルフ支部で封印されていた第3使徒が動き出したため、出撃。
地下での戦闘、あちこちの部位で集められた部品を使った機体でもあり苦戦します。
しかし、地上に出たと同時に5号機は第3使徒と自爆することにより倒す。劣勢な戦いでありながらスムーズに使徒を倒すシーンに今後のシンジ達の強い味方になること間違いなしと思わせました。
また最強の使徒と呼ばれる第10使徒との戦闘では、アスカの代わりに2号機に乗り撃退へ向かいます。
しかし、強力な敵のATフィールドにマリの通常攻撃は効かずネルフのスタッフでも知らない裏コードを使用しエヴァのリミッターを外します。
獣のような姿で自らの意思で暴走させるようなイメージを持つ。パワーと俊敏な動き,スピードと最大限まで力を発揮した2号機により強敵第10使徒は破壊されました。
新劇場版「Q」での活躍
ミサトやリツコ率いるヴィレという反ネルフ組織に属するマリ。ピンク色のエヴァ8号機に搭乗していています。
ニア・サードインパクトを起こしたシンジは初号機と共に宇宙に漂っており、初号機の確保の任務をミサトより受けアスカと一緒に回収に向かう。
今回初めてアスカとマリのコンビを見ることになるが、親密な関係だということが分かります。
前作で積極的に攻撃するマリとは違い違い今回はアスカの指示のもと援護射撃を担当します。
ゲンドウ率いるネルフ側が作成した使徒の登場によりピンチになると、言い訳してさっさと退散とマリらしからぬ行動に出ます。
またストーリー後半ではシンジが乗る13号機によりフォースインパクトを起こした際、8号機でかけよりエントリープラグを摘出しシンジを助けます。
Mark.09の存在に気づき、ゲンドウに対して親しげな雰囲気を見せ関係性を漂わせました。
シン・エヴァンゲリオンでの活躍、目的も明らかに!
後ほど追記していきます。
マリの年齢は、何歳なのか?
真希波・マリ・イラストリアスの見た目は、シンジやレイ、アスカたちと同年代のように見えますが、
その一方では
- 古い懐メロを歌う
- ゲンドウの事を「ゲンドウ君と呼ぶ
- 開発者のみぞ知るエヴァ弐号機秘密コード「CODE BEAST」を作動させる
といったような、年齢に似つかわしくない振舞いをしています。
そして、エヴァ弐号機を難なく操縦したり、掟ゲンドウに対して「君」と呼ぶことなどといったことから、使徒のクローンや、世界の秘密を司るゼーレという説も浮上しました。
また「Q」では、冬月コウゾウが碇シンジに見せた写真には、マリを思わせるような姿の女性が映っていたことから、何かしらの方法で肉体が衰えないようになったものの、年齢はかなり上なのではないかと予想します・・・
→シンエヴァンゲリオンにて碇ゲンドウの同級生であることがわかりました!
漫画版「エヴァンゲオリン」にて真相が解明か?
→シンエヴァンゲリオンにて碇ゲンドウの同級生であることがわかりましたので、年齢的にはかなりいっていますが(汗)、エヴァの呪いによって若さを維持していたということになると思われます。
原作漫画の最終巻に、「夏色のエデン」というエピソードが収録されていて、その主人公がマリと関係しているのではないか?という説があります。
若干16歳で京都大学に飛び級進学し、碇ユイに対して最初はライバル視していたものの、徐々に好意を抱くようになると、眼鏡をプレゼントされるというエピソードがあります。
また、名前も真希波・マリといい、上記で取り上げた
- エヴァ弐号機の秘密コードを知っていた
- 碇ゲンドウを君呼びしていた
内容を踏まえると、過去に関わりがあったことの裏付けになるんじゃないかと推測できます。
もし、このストーリーと新劇場版が繋がっているのだとしたら、「破」では33歳、「Q」では47歳ということになります。
このことが、「シン・エヴァンゲリオン」にて明かされるのか、それともうやむやのまま終わるのかはわかりませんが、劇場公開を待ちながらやきもきするとしましょう(笑)
さいごに
真希波・マリ・イラストリアスの声優は、坂本真綾さんです。代表作は、数多くありますが、最近だと「ファイナルファンタジー7 リメイク」のエアリス役を演じた乃が有名でしょうか?
声優業以外にも、歌手やナレーターとしての活躍も豊富です。多彩な役柄で声色を使い分けられることから、坂本真綾さんだと気づかないこともあるかと。
個人的な印象では、20代女性の声という印象が強いせいか、マリの男勝りなキャラからは想像できませんでしたが、坂本真綾さんの実力の高さがそういったところからもうかがえるのかなと。
上の方でも取り上げましたが、果たして「シン・エヴァンゲリオン」では、マリについての謎も明かされて、高年齢だとわかるとショックを受けますが、エヴァの呪いによるものとわかれば納得ですね。
そして、何よりもシンジとカップルになるという展開には驚きを隠せずにはいられませんでした・・・