【シンエヴァンゲリオン】アスカの苗字や眼帯の秘密に迫る!

【エヴァンゲリオン】アスカの苗字や眼帯の秘密に迫る!

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綾波レイとは性格が対照的で活発な惣流・アスカ・ラングレーは、TVアニメ版では第8話から、新劇場版では「破」から初登場します。

また、旧作TVシリーズと新劇場版とでは、名字が異なるといった設定に変更ががあるなどの違いも見られます。そして、「Q」では眼帯をつけての登場となりますが、そこには秘密もあるようで・・・

2021年3月9日に公開された「シン・エヴァンゲリオン」では、様々な考察に対するアンサーともいうべきか、これまでの疑問が解決されるという発見もありました!

この記事では、そんな惣流(式波)・アスカ・ラングレーについて解説していきます!

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惣流(式波)・アスカ・ラングレーとは?

惣流(式波)・アスカ・ラングレーは、新劇場版エヴァンゲリオンの2作目である破から登場します。帰国子女であり、外国人とのハーフの容姿をしています。

かなり気性の激しい性格ですが、シンジに密かな恋心を抱いている様子が窺えます。1人でいることが多いのですが、そこで静かに独り言をいう場面があり、孤独な一面もあります。

こうした人物設定から、いわゆるツンデレの女性キャラとしてテレビアニメ版の時代から人気です。新劇場版では、テレビアニメと旧劇場版とは少し違うキャラクターになっています。

シンジに対する態度にかなり変更があり、シンジに恋心があるところが強調されています。

声優は宮村優子さんですが、テレビアニメ期の頃から、宮村さんとアスカ共々とても人気のあるキャラとなっており、その人気は現在も続いています。

 

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旧作と新劇場版では苗字が異なる理由

 

新劇場版で、惣流から式波に名前が変更されて、式波・アスカ・ラングレーとなりました。名前が異なる理由については、庵野秀明監督自身がインタビューで答えています。

それによると、テレビアニメ版と旧劇場版とでは、人物設定が違うため式波に変更したという話です。

設定を変えたらから名前も変えたという単純な話なのですが、実際はもっと深い意味がありそうです。

他のキャラの綾波や真希波という名前は、昔の戦時中の日本海軍の船の名前からつけられています。惣流は母艦の名前からきていますが、今回の新劇場版ではアスカの母親は出てきていません。

旧作ではアスカと母親の関係は、とても重要な要素だったのですが、その設定を変えたため、駆逐艦の式波の名前をつけたようです。

→シンエヴァンゲリオンにて、式波はクローンであることがわかりました。

 

 

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式波に変わった後の変更点

 

加持リョウジに恋愛感情を抱かない?!

 

旧作のTVシリーズでは、加持リョウジに対して恋愛感情のようなものを抱いていましたが、新劇場版ではシンジにのみに対して恋愛感情を抱く模様でしたが、シンエヴァンゲリオンでは、ケンスケに対して直接的な描写はなかったものの、生活を共にしていて、心置けない存在であったことには違いないかと。

 

生い立ちが語られなくなった

 

TVシリーズでは過酷な生い立ちが語られていたものの、新劇場版ではそのような過去が一切語られておらず、せいぜい昔から孤独だったということくらいです。

 

見た目がほぼ変わっていない

 

「破」にて初登場のときは、14歳でしたが、続編の「Q」のときは14年後の世界になるので28歳のはず。

このことについて、劇中では「エヴァの呪縛」と言われているものの、詳しくは語られていません。もしかすると、人間を超越する力を手に入れたからという説もあるようです。

 

 

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惣流番のアスカは悲惨な過去だったが、式波版ではトラウマの設定は無い模様。

 

惣流版のアスカ

 

TV版も新劇場版でも、活発な印象を与えていて、明るい印象を持っていますが、惣流版のアスカは、母親の死がトラウマになっている模様。

彼女が社交的で明るい一面を持ち合わせているのは、幼少期に母親に構ってもらえなかったことが起因しているようで、そのことから「強くならなくては」という思いが強くなり、周囲からの評価に対しても敏感になってしまったようです。

また、普段は高飛車な感じがしてとっつきにくい印象がある反面、シンジに対しては好意を抱くという、女の子らしい一面もあるため、ツンデレキャラとして人気がありました。

その一方で、幼少期からのトラウマが原因で、周囲に対して認められなければいけないという脅迫観念に悩まされていたり、パイロットとしても組織からも認められにくくなったり、好意を抱いていた加持が死んだことを知り、精神的に崩壊して俳人になってしまう悲劇に見舞われました・・・

 

式波版アスカ

 

その反面、新劇場版のアスカには、旧作のような過去がないからなのか、活発な印象はそのままではあるものの、よりドライな雰囲気で、シンジ以外の他人とは仲良くなる様子は描かれていません。

また、「破」では精神汚染を受ける場面がありながらも、「Q」では復活しています。下記でも解説していますが、シン・エヴァンゲリオンではケンスケには心を許しているように感じました。

 

 

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惣流と式波で微妙に違うシンジとの関係

 

旧作と新劇場版と共に、シンジに対する接し方は変わらず、どこか下に見ている様子でした。しかし、共同生活を送る中で、その気持ちにも変化が訪れてきます。

旧作でもシンジに対する好意はあるものの、トラウマによって少し歪んだ好意であるうえに、パイロットとしての技量もシンジに抜かれてしまったことで、好意と敵意が交差するような複雑な感情を抱いていました。

その一方で、新劇場版でのアスカは、過去のトラウマの描写がないので、シンジに対しては素直な感情を抱いている様子が大きな違いでしょうか。

シン・エヴァンゲリオンでは、シンジのアスカに対しての気持ちとアスカのシンジに対する想いが明らかになりましたが、双方とも「過去形」だったことが判明しています。

それは、

「ガキに必要なのは恋人じゃなくて母親よ」
「あの頃はシンジのこと好きだったんだと思う。でも私が先に大人になっちゃった」

というアスカのセリフからも確認できますし、オリジナルの惣流が14歳のままだった状態よりも、一歩進んで成長した姿も描かれていたのではないかと推察されます。

 

 

式波と惣流の違いが明らかに!

 

シン・エヴァンゲリオンでは、アスカの「式波」と「惣流」の苗字の違いについて明かされました。新劇場版に登場した「式波」は、レイがクローン化された「アヤナミシリーズ」と同様に、エヴァのパイロットとして、儀式の遂行に必要だった贄として生み出された「シキナミシリーズ」のクローンの一人であることが判明しました。

また、13号機に取り込まれる直前には、オリジナルと遭遇していて、その時の会話やゲンドウの話からもオリジナルの正体は旧作における惣流であったことが推察されます。

 

 

 

 

アスカが「Q」で眼帯を付けた理由とは?

 

理由①使徒としての能力を封じるため

 

エヴァンゲリオンの3号機が作られて、動かすための実験をすることになります。アスカは、その実験のパイロットになることを志願します。すると、実験中に第9の使徒が現れて、3号機が襲われてしまいます。

3号機は精神を乗っ取られてしまうのですが、そこでアスカは使徒になってしまったか、使徒の能力を持ってしまったようです。

そして、ダミーシステムによるエヴァ初号機の攻撃で、アスカの3号機はめちゃくちゃに破壊されて、アスカも操縦席ごと破壊された描写がありますが、なんとか生き残っています。

それからアスカを治療か眠らせるためか、地下に隔離しますが、すでに使徒になったアスカは、その後使徒の能力を封じる眼帯をつけることになりました。

眼帯が光るのは、使徒の能力を封じるのと、使徒の能力を自ら利用するためでしょう。

 

 

 

アスカが眼帯を付けた理由②人間ではなくなったため

 

 

新劇場版のQで、アスカが強化されて丈夫で分厚いガラスを殴るシーンがあります。アスカが殴ったガラスには、大きなヒビが入りました。

Qでのアスカは、エヴァの呪縛でまだ14歳の体のままです。しかし、分厚い強化ガラスにヒビを入れるほどの力で殴ることは、14歳の少女には不可能でしょう。

第9の使徒に襲われて、地下に隔離されている期間に、人間ではなくなったと考えられます。

テレビアニメ版では使徒によって、廃人となったアスカですが、新劇場版では逆に新たな特殊能力を得たようです。そしてそれと引き換えに、人間とは違う生物になったと考えられます。

Qに出てきたアスカは、自分は人間とは違う存在だと態度や言外の面から匂わせています。

 

 

 

シン・エヴァンゲリオンで明らかになった事実

 

シン・エヴァンゲリオンでは、左目に埋め込まれていた小型の封印柱を引っこ抜いて、「破」のなかで得た使途としての力を開放していました。そして、アスカの左目は「青い十字架の光」でもありました。

そして、使途によってアスカが乗っていたエヴァ3号機が使途によって取り込まれてしまった時に、精神汚染の疑いがかけられてしまったため、サンプル体として隔離されていました。

アスカがサンプル体として隔離されたのは、使途に取り込まれた身体だったからだと思われます。また、サンプル体とされた背景には、人類補完計画の目的として、アディショナル・インパクトを遂行させるために必要なものとされていたという背景もあったのではないかと。

 

 

 

アスカが心許せる関係なのは、ケンスケ?!

 

シンエヴァンゲリオンの劇中では、恋人らしい描写はなかったように思いますが、すっぽんぽんの状態でも家の中でくつろぐアスカと、何も動じない様子のケンスケの様子を見る限りでは、アスカにとってどこかくつろげる安心感が得られる場所だったように思います。

式波は、惣流と違って排他的というか、人と関わることを極力避けていました。そんな彼女がリラックスできる居場所だったことを踏まえると、自分の気持ちをうまく表現できない彼女にとっては、心許せる相手や場所だったことには違いないでしょうし、ケンスケによってもそんな彼女を受け止められる度量の持ち主であることは間違いないかと。

 

「序」から「Q」までの空白の14年間の間に、アスカとケンスケの間にあった関係性については具体的に描かれてはいないようですが、常にピリピリしているようにも見られたアスカにとっては、リラックスできて、なおかつ「愛」を感じられる場所でもあったのかなと考えられます。

 

さいごに

 

旧作と新劇場版では大きな違いがありますが、新劇場版のほうが悲しい結末にはならない感じなので、新劇場版の設定のほうが良いと個人的には思います。

旧作と新劇場版と見比べてみて、どちらのアスカに対して感情移入できるかを比較して観るのも面白そうですね!

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