この記事では、NETFLIX映画の「バブル」のネタバレを含むあらすじと感想、映画版との違いについてまとめていきます。
【NETFLIXバブル】ネタバレを含むあらすじ
首都東京。かつては人口密集地として栄え、賑わっていたが、今ではその見る影もない。もはや廃れてしまっている。しかし、こうなったのには訳があった。
事の発端は5年前のある日、突如として世界に泡が降り注ぎ、今までにないこの現象によって世界中が混乱した。特に東京は被害が深刻で、泡によって巨体なドームが形成、それにより外部との接触が遮断されてしまう。
この結果、必然的に隔離状態に陥ってしまったため、みるみるうちに衰退の一途を辿った。更に追い打ちをかけるように、東京の中心部では原因不明の大爆発が起こり、各地では降り止んだ泡も継続、そのうえ重力異常が発生してしまったことも大きな痛手となる。
全世界から多くの科学者たちが集結し、原因究明を試みたが、その謎を解き明かすことは出来ず、やがて世界から見捨てられてしまう。それが今の東京の姿へと繋がっていった。
そして、東京は居住禁止区域に指定されたが、そこに不当滞在する少年たちが現れる。彼らは家族を亡くしていて、他に行く宛もない。そこでコミュニティを形成することが、その代わりのようなものだった。
ここは泡がドーム内の重力を操るため、彼らはその低重力、無重力を利用して廃墟内を飛び回っている。やがて「パルクール」と呼ばれるゲームを編み出し、それに興じるようになっていった。パルクールはフラッグを先に奪い取れば勝ちというバトルゲームになっていて、5対5のチーム戦で行われる。お互いに生活必需品を賭けていて、勝てば賞品として得ることができるし、負ければ逆に必要物資を失うため、そこでは真剣勝負が繰り広げられていた。
そんな彼ら若者たちを支援して、バトルのジャッジも行っていたのがシン。泡の現象研究をしながら、彼らと生活を共にしていたのがマコトだった。
そして今日は、「ブルーブレイズ」VS「電気ニンジャ」のバトルが行われている。ここにはアリジゴク(=赤い渦)と呼ばれる危険エリアがあった。これは重力異常によって発生したもので、水上に見られる。
それぞれのメンバーが軽快に飛び回っていたが、小柄だったウサギが危うくそこに落ちそうになってしまう。それを助けたのがブルーブレイズのヒビキだった。
彼は驚異的な身体能力の持ち主で、普段は決して仲間とは連るまず群れない。いつもヘッドホンをしていて、距離を置いている。それを人一倍心配していたのがマコトで、「あまり無茶をするようなら本部へ忠告する」と釘を刺していた。
そんなヒビキにはどうしても気になっていることがあった。夜になると怪しく光り、声が聞こえてくる東京タワー。その謎を解き明かすため、彼は一人でボートに乗り込み、その声のする方へと向かっていった。それを巡回中に知ったシンも、彼の後を急いで追いかける。
タワーは降泡現象の中心となったエリアであり、複雑な重力場がある。そのため多くの人々が挑んだが、全て跳ね返されていた。ヒビキもある程度は進んでいったが、「イケる!」と思った次の瞬間、体勢を崩してしまい水中へ落下。瓦礫に埋もれ溺れてしまいそうになる。
しかしそんな時、突如泡が少女の姿へと変わり、ヒビキのもとへ寄り添い、呼吸のための口づけを交わしたのだった。
薄れゆく意識の中で、目の前に突然現れた謎の少女を、まるで人魚のように感じるヒビキ。気が付くと陸の瓦礫の上に横たわっていて、その少女がこちらを見つめている。彼女は、ふとヒビキの唇に指で触れたが、その瞬間に指が泡となってしまった。そこへヒビキを探しに行ったシンが合流し、仲間のいる船へ少女共々戻ったのだった。
この少女は特徴的な点が幾つかあり、まず動きが異常にすばしっこかった。その様子はまるで猫のようで、それを見た周囲を驚かせる。何でもかんでも興味津々で、取り敢えずここに住ませることが決まった。
そして彼女の名前を知らなかったため、ハミングしていたことを思い出したヒビキが、「ウタ」と名付ける。それを身振り手振りでジェスチャーしながら伝えると、彼女は本当に嬉しそうに喜んだのだった。そして、皆に懐くようにどんどん打ち解けていったため、その姿にシンも安心する。
ある日、マコトがウタに本の読み聞かせをしようと思い、選んでいると、ウタはアンデルセン童話の「人魚姫」を手に取ったのだった。マコトは「王子を助けたのに、泡になってしまう人魚の恋が残酷だ」と話す。しかし、ウタはそれに惹かれ、読んでもらうことを決める。
そしてその物語に自らを重ね、ヒビキに「王子様、ウタ、人魚姫」と話しかける。そんな様子に、ヒビキは水中での出来事を思い出してドキドキが止まらない。。ウタが言葉を発したことにも驚いたのだった。
ヒビキは東京タワーの爆発で被災した少年であり、それに心傷めながらも、みんなには内緒で、廃ビルの屋上を使ってガーデニングをしていた。そんな彼の後を追いかけて来たウタは、その花園を知ることになる。ヒビキがウタに「秘密だ!」と言うと、二人だけの秘密が出来たことに、ウタは心躍らせてワクワクする。
ガーデンはヒビキにとって特別な場所だった。穏やかな静寂で気持ちを和らげ、安らかな感覚を与えてくれる。彼がいつもヘッドフォンをしているのは、子供の頃から聴覚過敏症を持っていたからで、それによって母親とも上手くいかなくなってしまった。病院で検査しても原因は不明で、精神的に疲弊し、憔悴した母親は、ヒビキの施設送りを決める。
そして、その施設の東京タワー遠足の日に彼は被災し、大爆発に巻き込まれながらも、奇跡的に命を取り留めたのだった。その時の記憶は一切無くしてしまったが、聞こえてきた「歌」のことだけは何故か覚えているヒビキ。それをウタに話すのだった。彼女の前では不思議と心を開いていることを感じるヒビキ。そんな彼に対し、
ウタは屋上の端へと走り、「ララ〜ララ~」と歌い出す。そのまま二人は見事にシンクロし、歌声を合わせ、響かせたのだった。
そしてフィニッシュの後に、ヒビキがウタにハイタッチを求めたが、彼女は悲しい顔をしてそれを拒んだ。ウタは彼と触れたくても、彼とだけは触れられないのが辛い。まるで人魚姫のように泡と化してしまう。
この時ヒビキは、「あの歌の主がウタなのではないか?」と思い始めていた。二人を巡ってストーリーは進んでいく。
【NETFLIXバブル】感想
バブル観ましたー
画面の絵作りやアクションの見せ方やこだわりはさすがです。
荒木監督歴代作品のメインキャストがしっかり名を連ねていたり
監督の作品を追っかけている自分としては胸アツでした!#バブル pic.twitter.com/FLRmt3X7lN— 田中将賀 (@tanamasa0119) May 3, 2022
バブル観た! 好きなスタッフ揃ってるもののそこまで期待しないでおこうと思ったけど、いやー面白かった!!!! 進撃カバネリギルクラのWITというか荒木監督の評価されたとこだけを抽出して詰め込んでんだからそりゃもうですよ#映画バブル https://t.co/ymJswAEQWz
— いくも (@icumosky) April 28, 2022
制作過程も含めると本当に何回も見てるけど、最後のじゃあね、またね。聴いてうるっとこなかったことないです。実はオールラッシュでもうるっとしてました笑#映画バブル #本日東京に泡が降る
— 高橋謙仁 (@knjT_0728) April 28, 2022
今見終わりました😭
何回も見たくなる
中毒性がある映画です😭
たくさんの方々に観てほしい
作品😭世界中に届け😆🎦#バブル#志尊淳#りりあ
歌の良さも最高に映画を
盛り立ててます😭#EVE#りりあ— ヒロヨ☀️ (@0Oi2tl5GEc0i7cR) April 28, 2022
【NETFLIXバブル】映画版との違いは?
(映画版公開前の意見となります)
映画版とNETFLIX版での違いは、特にないんじゃないでしょうか?ジブリの某CG作品も映画公開前にNHKでテレビ放送されましたが、それとニュアンスが近いんじゃないでしょうかね?
強いて言うなら自宅で観る場合と、映画館の迫力ある映像や音響との違いくらいでしょうか?