綾波レイの正体はクローン?シンジとの関係も含めて暴露!

綾波レイの正体はクローン?シンジとの関係も含めて暴露!

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世界的に高い人気を誇る「新世紀エヴァンゲリオン」の中でも、Eva零号機のパイロットでもあり、アスカと並んで高い人気を集めるヒロインが、綾波レイです。

活発で良くしゃべる性格のアスカとは対照的に、ミステリアスな雰囲気を醸し出している彼女について迫っていきたいと思います!

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綾波レイについて

 

綾波レイのプロフィール

生年月日:2002年3月30日
血液型:不明
年齢:14歳
所属:NERV/EVA零号機専属操縦者、第3新東京市立第壱中学校2年A組

主人公の碇シンジの前に最初に現れた綾波レイは包帯だらけでした。自分と同じ14歳の少女が苦しんでいるのを目の当たりにして、なんとか助けてあげなければと思いますが、実は綾波レイは碇シンジよりもずっと精神的に強い女性です。

 

幼いころに母親を亡くし、父親に捨てられたトラウマを抱える碇シンジは、親からの愛情に飢えています。

自分には微笑みかけてくれたことなどない父親が、楽しそうに微笑みかける綾波レイに最初は嫉妬のような感情を覚えます。と同時に綾波レイから微笑みかけられる父親にも嫉妬します。

母親からの愛情も受けた記憶がほとんどないシンジはレイから「あなたは死なないわ。私が守るもの」と言われて、母のような愛情を感じます。同時にこれは無償の愛の告白とも受け取れます。

このセリフで碇シンジを含めた多くの視聴者が綾波レイに恋したのは間違いありません。自分を犠牲とすることを厭わないその大きな愛の象徴が綾波レイです。

 

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綾波レイの部屋から人物像を考察

引用元 アニメ 新世紀エヴァンゲリオン

14歳の少女が住んでいるとは思えないほど殺風景な部屋に住んでいます。学校に行くかエヴァに乗るかした後、シャワーを浴びて寝るだけの部屋なのでしょう。

服は床に脱ぎっ放し。床は埃だらけで掃除をしている様子もなく、自炊をしているとも思えません。

部屋に招待するような友達も家族も存在しないということがわかります。人間と深く関わらないのでストレスもなく、ストレスを発散するための娯楽も必要ありません。

14歳の子供が夢中になりそうなテレビも雑誌も漫画も見当たりません。毎日ただ機械的に生きて、学校とネルフと自宅とを往復する日々。しかし孤独は感じるのでしょうか。

碇ゲンドウが自分を助けてくれた時、壊れてしまった眼鏡を大切に持っています。それだけあれば綾波は生きていけるのです。

綾波がエヴァに乗る理由は「絆だから」碇ゲンドウとの絆だけが綾波がこれまで生きてきた理由なのかもしれません。

 

 

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 新劇場版と旧作との違いを解説

旧作では感情を表すことがほとんどなく、ただエヴァにのり、使徒と戦うためだけに生きていた綾波レイですが、新劇場版になると感情を表に出すようになります。

綾波レイがエヴァに乗る理由は「他者との絆」というポイントをより濃く表現しているのだと思います。最初は自分のことを心配し、助けてくれた碇ゲンドウと深く繋がりたいと願います。

次に、ヤシマ作戦で命が危険にさらされたとき、自分を助けてくれた碇シンジに「笑えばいいと思うよ」と言われて初めて笑顔を見せます。

旧作ではその後、碇シンジを助けるために自爆して消滅してしまいますが、新劇場版ではアスカに命を救われます。

綾波はみんなに喜んでもらいたい一心で手料理を練習し食事会を開催しようとします。旧作では考えられなかった、言葉だけでなく自ら行動に移すというところが新劇場版の大きな変化と言えるでしょう。

 

 

 

 

正体が碇シンジの母・碇ユイのクローン説について

 

 

碇ユイはエヴァの実験中に事故に巻き込まれて死亡したことになっていますが、現在も初号機の中で生きていると考えられます。碇ゲンドウはエヴァに取り込まれている碇ユイを救い出したい一心で独自の人類補完計画を進めています。

碇ユイのクローンとして綾波レイは何人も作られていて、碇ゲンドウは綾波レイをクローンの一人としか思っていません。しかし碇シンジは綾波レイを一人の人間として認めています。

恋心にも近い感覚ですが、やはり母親の面影をどこかに感じているのかもしれません。綾波レイは自分をクローンとしてしか扱わない碇ゲンドウをやがて拒絶します。

碇ユイのクローンとしての生き方を拒絶し、綾波レイとして自分を愛してくれるシンジの方に感情移入するようになります。

夫よりも血のつながった息子の方に感情移入してしまうというのは母親として当然の感情なのかもしれません。

 

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原作に登場した、3人の綾波レイについて解説

 

1人目

 

見た目は7歳だけど、実際は5歳の状態で、2010年に登場します。当時、ゲンドウの愛人だった赤城ナオコが、レイに対して優しく声掛けしたのに対して、

「余計なお世話よ、婆さん」
「しつこい、用済み」

と返したことで、激怒させてしまって

「あんたは死んでも変わりはいる」

と言われて◯されてしまいました。。。

 

 

2人目

 

第1話から登場していて、シンジやアスカとのかかわりを通して感情表現が豊かに変化していったのが、2人目のレイです。

最初はゲンドウのみに対して心を開く様子で、他の人に対しては無関心といった様子でした。

しかし、心配や照れ、そしてシンジに対しては恋愛感情のようなものを抱くようになったり、アスカに対しては火に油を注ぐ結果になったものの、アドバイスをするようになったりと、人間らしい自我が芽生えるようになりました。

しかし、第16使徒・アルミサエルに侵食・融合されてしまい、その過程でシンジへの感情を読み取られてしまい、シンジを守るために自爆してしまいました。

 

 

3人目

 

アルミサエルとの戦いの数日後に出現し、シンジには無茶な戦いをしたことを指摘されるも、これまで培ってきた感情面の引継ぎができていないため、初期のような無機質な状態でした・・・

 

 

エヴァンゲリオンの登場人物との関係について

 

綾波レイは日々の生活のなかで、他人との交流の場面がほぼ見られませんが、本人が意図的に関りを避けているわけではなく、無駄に会話をしないといった彼女本人の性格によるもののようです。

しかし、シンジに対しては心を開く様子が見られたり、ゲンドウに対しても最初は信頼を寄せる素振りがあったことから、人に対して全くの無関心ということでもなさそうです。

以下、各登場人物との関係についてまとめました。

 

碇シンジとの関係。実は結婚してた?!

 

最初はさほど関心が無かった様子でしたが、ヤシマ作戦以降には、シンジに対する呼び方が「あなた」→「碇くん」に変わったため、心を開いていく様子が伺えます。

また、劇中で垣間見る事が出来る喜怒哀楽の感情を出すときには、シンジが関わっていて、ドライでビジネスライクなゲンドウとは対照的に、ひとりの人間として接してくれるシンジに対しては、恋愛感情のようなものを抱くようになります。

そんな感情の表れについては、

アニメ版での「1つになりたい」
劇場版での「一緒にいるとぽかぽかする」

というセリフからも伺えると思います。

 

また、使徒との戦いの中で、

「碇くんと一緒になりたい」

という感情をあらわにするも、シンジを助けるために自身を犠牲にして自爆してしまいました。

その後、別の肉体を持って復活はするものの、感情面での引継ぎはなかったようで、以前のような関係に戻ることは無いものと思われていましたが、

シンジの激昂に反応して「碇くんが呼んでる」という反応を示し、シンジの元に向かっていたことから、完全に過去の記憶が消滅したわけではなかったようです。

また、パラレルワールドの世界観として描かれた、ゲーム版「新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd」では、綾波レイとシンジが結婚するというルートがあり、10年後を描いた場面のなかでは、ふたりの子供を抱きかかえるシーンもありました。

 

 

碇ゲンドウとの関係

 

当初は綾波レイが心を開いて信頼できる存在だと思われていましたが、実際には使い捨ての道具としてしか見られていなかったことに気づくものの、それでも大切な存在には変わりなかったようです。

劇場版では、対照的に感情を露わにして

「私はあなたの人形じゃない」

と言い残して、ゲンドウの元を離れていたのが印象的でした。

 

 

 

惣流・アスカ・ラングレーとの関係

 

アスカからは、

ファースト、優等生、人形

と呼ばれていたり、シンジとの関係に対する妬みや嫉妬心から、敵意をむき出しにされて良い関係とは言えませんでした。

また、シンクロ率の低下の際には助言をしたものの、逆効果となってしまい、お互いが歩み寄れる関係にはなりませんでした・・・

 

 

 

渚カヲルとの関係

 

使徒であるカヲルとの出会いを通じて、

「君は僕に似ている」

と言われたことで自分が使徒に近い存在だと気づくようになりました。

ちなみに、カヲルは第1使徒のアダムを、レイは第2使途のリリスの魂を宿している事に加えて、シンジとも深くかかわっていた事も共通しています。

 

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新劇場版に登場する「黒波」とは?

 

綾波レイというと、白いスーツのイメージがありますが、新劇場版「Q」では黒いスーツを着たレイが登場します。

また、この黒いスーツを着たレイのことを「黒波」と呼ぶファンもいたことが所以でもあります。

しかし、このレイはクローンであり、シンジが再会を喜ぶも、初期のように機械的な反応を示してしまいます。

しかし、「シン・エヴァンゲリオン」では、これまでのレイのように人間らしい感情が芽生えてきて、人間的成長も期待できそうですから、「黒波」に対する期待も高まってきますね!

 

 

 

 

綾波レイの性格を名言から考察!印象に残る7選を解説!

 

 

 

1.「あなたは死なないわ、私が守るもの」

ヤシマ作戦を前にして、ネガティブな発言をするシンジに対して毅然とした態度で発言した内容です。

迷いながら戦うシンジと、迷いを見せないレイの対照的な姿が伺えるセリフです。

 

 

2.「ごめんなさい、こういう時どんな顔をすればいいかわからないの」

シンジがレイを助けてくれたことや、自分が生還したことを喜んでくれたことに対する言葉です。

感情表現がうまくできないレイの性格を表しているとともに、この後にシンジが言った「笑えばいいと思うよ」というセリフとともに有名な名言です。

 

 

3.「絆だから、私には他に何もないもの」

シンジから、エヴァに乗る理由を聞かれたことに対する回答です。レイは、エヴァに乗ることで自己肯定感や、他者との繋がりを感じとることができたのではないでしょうか?

 

4.「命令があればそうするわ」

 

惣流・アスカ・ラングレーとの会話で、彼女から

「仲良くしましょ」

と言われたときに返した言葉です。嫌いな感情があったわけではなさそうですが、無駄な会話を望まず、必要最低限のやり取りしかしない、レイの性格がよくわかるセリフだと感じます。

 

 

 

5.「私が死んでも代わりはいるもの」

 

初号機を起動させることができず、未修復の零号機に乗って出撃するときに発したセリフです。

自分が存在することに対する自信が持てなくなった様子が伺えます。

 

 

 

6.「私は人形じゃない」

7.「これが涙。泣いてるの私。」

 

第16使徒アルミサエルに侵食されるときに発したセリフです。感情表現が下手なだけで、実は感受性豊かな一面が垣間見られる言葉かなと。

 

 

 

さいごに

 

最初は無機質で心許せる人間もゲンドウひとりだった彼女が、シンジやアスカたちとの出会いによって、人間らしい感情が芽生えてくるところに面白さがあると思います。

また、2度目の延期をしてしまった「シン・エヴァンゲリオン」でも心境の変化やシンジとの関係について描かれていくと思うので、そのあたりにも注目していきたいところです!

 

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