この記事では、ドラマ「VIVANT」最終回のネタバレを含むあらすじと考察をまとめていきます。
【VIVANT】10話最終回ネタバレを含むあらすじ
息子の乃木憂助が別班の任務でテントに潜入した事を知ったノゴーン・ベキは刀を取り出すが、拘束されている縄を切り落とす。その事にノコルは反論するが、ベキは最初から乃木の思惑を知った上でテントにあえて潜入させていた。
当初、乃木が仲間を裏切っていた場合、即座に殺すつもりでいたが、あえて急所を外すなどして仲間の命を救っていた事から命を奪わずにいた。乃木がこうまでして父親に会いたいと思っていたのは、ジャミーンの存在が関係していた。
生前ジャミーンの父親から娘が人の事を見抜く力がある事を聞かされていた乃木は、ベキの写真を見て微笑むジャミーンの姿を見て、父親が本当は悪い人物なのではないかと感じ、どうしても会いたいと思うようになっていた。
ベキは、息子がテントの考えを知れば、力になってくれるはずだと考えていた。こうして乃木と共に黒須駿もテントの計画に参加する事となる。
その後、乃木は、ノコル達と共にバルカ共和国とのフローライトの採掘権について話し合いに参加する事となる。その場には駐バルカ共和国日本大使の西岡英子の姿もあり、乃木の姿を見て驚きの表情を見せる。
そして、話し合いが行われ、政府は予想だにしなかった歩み寄りを見せる。
しかし、現在テントが警戒すべき点は内通者の存在であった。内通者が誰かわからないうちは容易に動く事が出来ずにいた。そこで乃木と黒須は、太田梨歩に協力を求めて内通者の正体を暴く。
ゴビの秘書のジャンが内通者であった。その事を知ったゴビは、すぐさまジャンを捕らえて事実確認をしようとするが相手に動きがバレてしまう事を恐れてベキは行動を制止する。
そして、5日後のバルカ共和国との調印式が行われるが、その場でゴビが政府側に付くという裏切り行為を行う。そんな中、野崎守やドラムと共にバルカ警察のチンギスが姿を見せる。
思わぬ事態にバルカ共和国のワニズは驚きを見せる。更にバルカ共和国側についていた西岡が何故か直前となって裏切り行為を行う。今
から5日前、ジャンの裏切りが判明した中、乃木は、更なる調査を進めてゴビの裏切りに気づいていた。ゴビの裏切りに気づかなかった事にノコルは自分自身を責めるが、ベキは咎める事無く、優しい言葉をかけるのだった。
政府の思い通りにさせない為、乃木達は事前に対策を練り、野崎に協力を求めていた。そして、今回の件が一段落したらベキは今までの罪を償おうと考えており、自身の後継者としてノコルに全てを託そうとしていた。
西岡が乃木達に協力をしたのは、裏金の件を突きつけられていた為であった。西岡は、ワニズに脅されてやむなく裏金を渡していたが、今度もワニズにいいように使われると知り、乃木達への協力を決意していた。
西岡の裏切りにワニズは腹を立てるが、自身達には分があるとして気にした様子でいなかった。しかし、この場にベキが姿を見せた事により、表情が豹変する。
このまま対立してテントと戦争になった場合、分が悪かったのだ。しかし、ワニズは諦めようとはせず、テロを起して稼いだ金について指摘してくる。しかし、ベキは、こうなる事を予見して事前に証拠となる人物を消していた。
チンギスが協力者となった背景には、テントが孤児を救う活動を行なっていた為だった。バルカ警察の多くは孤児の経験者であった。こうしてワニズは収賄や脅迫の容疑で逮捕される。
そして、今回の件を持ってテントは解体される事となり、ベキは、ワニズと共に身柄を拘束される。しかし、連行される際、ベキが逃走を図る事態となる。その協力者となっていたのが、新庄浩太郎であった。
この事態を知り、乃木はすぐさまノコルの元へ向かう。ベキが逃走したのは、まだやるべき事が残っていた為であった。ベキは、かつて裏切られた事を忘れずにおり、復讐を果たそうとしていた。
しかし、その事を知った乃木が駆けつけ、復讐を阻止する。その際、ベキは乃木の銃弾に当たり、命を落とす事となる。
ベキは、息子の手により亡くなる事を予見していた。その後、任務を終えた乃木は、久々に柚木薫やジャミーンと再会をし、ぎゅっと2人を抱きしめるのだった。