【夕暮れに、手をつなぐ】10話最終回見逃し配信動画を一気見する方法

パリに行ってからの苦労の日々こそ描くべきだったと思うけれど、全く描かれずに帰ってきてしまったせいで、空豆の努力が全く分からなかったのが残念です。けれども久遠先生の言う通り、仕事って楽しいだけじゃなくて、クライアントの要求を叶えたり、我慢することも必要なので、それができない空豆は、自分のフィールドで生きていくほうがあっているんでしょうね。それにしても最後までもどかしい二人でしたが、やっと想いが通じたようで何よりでした。

セイラの狙いは格好いい音とばかり見ていたのに3年後に空豆を愛していたから嫉妬心から仕出かした引き裂きだったとはビックリで、セイラさんの分かりにくい想いには物語の中で最も驚かされされました。
空豆のパリでのデザイナーとして成功したのに世界観が合わなかったという惜しい所が現実的、いるべき場所は決めたと話す空豆をデザインを盗んだ久遠が説得するという関係性は不思議で、空豆は全てを許してしまう優しさのある女性だなと思いました。
なかなか本心を伝えられずスレ違いの空豆と音だけに上手くいかないのかと思いましたが、改心したセイラの音を空豆の元に行かせた行動の良さから、やっと想いを繋げた美しい2人にホッとしました。

セイラちゃん、自分の想いが届かないのが辛いから嘘をついたってちゃんと空豆ちゃんに打ち明けていて良かったです。音くんも空豆ちゃんもそれぞれの道を選んで3年が経って、空豆ちゃんは夢を諦めそうになったけれど、音くんの想いが通じて音くんたちが着る紅白の衣装を作るってデザイナー続けてくれて嬉しかったし、なによりも音くんと空豆ちゃんがようやく両想いになってくれて、2人の切ない恋を見てきたので感動しちゃいました。これから幸せになってほしいです。

パリ行きが決まり、母親同様に世界を舞台として活躍すると思っていた空豆でしたが、その道のりは険しく、服を作る事に楽しみさえ感じられなくなってしまいました。出発前の生き生きとした表情が消え、廃人の様になってしまった空豆を見ていて心配となりました。空豆とは対照的に日本でどんどん有名になっていく音。成功は喜ばしい事ではありますが、空豆との間に距離を感じてしまいました。しかし、そんな心配はいらず、2人の気持ちがようやく通じ合ったのを見て一安心しました。

色々ともどかしいところが多くあったけど、最後は誤解が解けて、恋人同士になれて良かったです。既に気心が知れている仲なのに、音が空豆にキスしたところは、何だかドキドキしてしまいました。響子さんのハグや言葉が温かくて、思わずじんわり来ました。パリが合わなくて結局戻って来たのは、空豆らしいなと思いました。久遠さんの空豆に対しての扱いが最初は良くなかったのに、完全に一目置いているような話し方になっていて、グッと来ました。

空豆さんがパリへ旅立つ日も、録音トラブルで音くんは見送りに行くことが出来なかったので、このまますれ違って別々の道へ進んでしまうの？とハッピーエンドを諦めかけていましたが、紅白に出場して空豆さんに衣装を作ってもらうことを心の支えにして、音くんは3年間頑張っていたんだなとグッと込み上げて来たところで、音くんの「好きだった」からの「好きだ今も」の現在進行形な告白にキュンとして、公私共にパートナーになって、空豆さんの作った衣装でビート・パー・ミニットが紅白出場するシーンまで描かれていたのも最高エンドでした。

すれ違いが多くなかなか会えない2人にもどかしくなりましたが、綺麗なハッピーエンドになってよかったです。まさか会えないまま3年もの月日が流れてしまうとは思ってもみませんでしたが、それでも2人の気持ちが何も変わっていなかったのはすごいなと思ったし、それだけ思い合っていたんだなと感じてうまくいった喜びが更に高まりました。3年後の2人の雰囲気がぐっと大人びていて、ラストシーンは2人の美しさに見惚れてしまいました。

最後の最後で音と空豆が結ばれて良かったです。いきなり3年後とか言われて頭が追いつかなかったですが、2人の中でもうある意味消化していたのでしょうか。いえ、空豆だけはもうある意味仕方ないと割り切っていたのでしょうけどあの音の手紙の内容ならそうなりますよね。でも最後のは偶然じゃなく音が意志を持って空豆に連絡して会いたいと言った事がよかったのですね。最初からそうしてよと言いたくはなりますが、2人がずっと想い合ってて良かったです。

空豆と母が実家に行って、なんとか祖母に許された感じがして良かったです。真紀子がレコーディングのやり直しを強制するのではなく、最初に音にどうしたいかを聞く辺りに強い信頼関係ができているのを感じました。空豆がパリに疲れて帰って来たのも、あの自然体の性格ではそうかも・・と納得しました。でも田舎に引っ込んだままというのももったいないし、音との事もすごく気になっていました。再会できた音の言った言葉が「好きだった」と過去形なのには「えっ」と一瞬思ってしまいましたが、それだけではなくてほっとしました。空豆が音にジャンプして抱きつく所が特に可愛かったです。

最終回で、ついに音と空豆がお互いの気持ちを告白しました。
世界で一番美しいラブストーリーの触れ込みで始まったドラマですがが、ここでようやく実を結んだ感じでしょうか。
2人のルックスもですが、気持ちや想いも込みで本当に爽やかで美しい恋だと思いました。
音が空豆の元を離れ、紅白に出場するほどビッグな音楽プロデューサーとなりました。
しかし音は常に空豆を想い、またすれ違いの連続でした。
そんなじれったい2人の恋がとうとう終止符を打ち、本当にハッピーエンドなラストだったと思います。