この記事では、ドラマ「PICU」第7話のネタバレを含むあらすじと感想をまとめていきます。
【PICU】7話ネタバレを含むあらすじ
志子田武四郎は、母親の南が最近食事をしていない事から理由を尋ねる。すると軽い膵炎である事を明かされる。武四郎は、安堵した様子で入浴しに行くが、南の表情は暗かった。一方、心臓移植をする事を決めた小松圭吾は、以前と打って変わり、とても元気な様子でいた。
移植待機希望の手続きを始めたものの、移植を受けるには時間がかかり、補助人工心臓の植え込み手術の検討が進められる。しかし、圭吾の腎機能は、かなり低下しており、補助人工心臓の植え込み手術を行う為には、腎機能をもう少し安定させる必要があった。
そんな中、植野元の元に北海道知事の鮫島立希から連絡が入る。ドクタージェットを丘珠に常駐させる件が白紙になってしまっていた。病院同士の連携が取れていない中、国に打診する事は出来ないとの結論が出てしまっていた。
東上宗介が救急科とPICUの併用で慌ただしく働く中、武四郎は、圭吾の手術の件で、札幌中央循環器センターの栗原に話を聞きに行く。そんな中、植野は、矢野悠太に連絡を取る。
植野は、PICUに悠太をスカウトするつもりでいたが、話を切り出す前に悠太本人から、PICUで働きたい旨を伝えられる。栗原の見解を報告する中、武四郎は、悠太がPICUで働く事を教えられる。そうなれば良いと考えていた武四郎は、笑顔となる。
そんな中、PICUに須藤七海5歳が、急性腹症で嘔吐を繰り返して運ばれて来る。CTを撮りに行こうとするが、血液検査の結果、DKA(糖尿病性ケトアシドーシス)である事がわかる。DKAが腹痛、嘔吐の原因となる事もあった。
河本舞が担当医となるが、治療方針を説明するにも両親は仕事が忙しく、すぐには来れずにいた。救急車を呼んだのは、隣に住むお婆ちゃんで、喉が渇いたとして七海は水をもらいに来ていた。その後、七海が自覚症状があったのにも関わらず、両親に訴えても何もしてくれずにいた事がわかる。
七海は、両親から虐待を受けており、退院後は施設へ行く事となる。武四郎が、しばらく家に帰宅していない事から、植野は、一度帰宅するようにと促す。久々に帰宅した武四郎は、母親がモルヒネ塩酸塩錠(鎮痛剤)を服用している事を知る。
モルヒネは膵炎には使わず、武四郎は血相を変えた様子で、母親に本当の事を言うように促す。南は、8月くらいから腰に痛みを感じ、病院へ診察に行ったところステージⅣのガンだと診断されていた。
事情を知った武四郎は、自身が働く病院で診察するように勧めるが、武四郎が考えているよりも母親の容体は悪く、南は治療しない方針を固めていた。しかし、武四郎は納得出来ず、何度も説得にあたるが母親の意思が変わる事は無かった。
一方、圭吾の病状は日に日に悪くなり、ネーザルハイフロー(酸素濃度と湿度の高い、温かい風を鼻に付けたチューブから勢い良く送る)を行う事となる。圭吾は、全身性の感染症にかかっており、補助人工心臓の植え込み手術どころか命の危険性があった。
武四郎の顔色が悪い事から、植野は帰宅するようにと声を掛けると、武四郎は自身が抱える悩みを打ち明ける。その後、植野は、武四郎の自宅を訪れる。南に手厚くもてなされる中、植野は話があって来た事を南に伝える。
植野は、武四郎から病気の話を聞いたとして、南が治療を受けない理由を尋ねる。南は、がんの治療で嫌な思い出があり、その為、受けたくないと考えていた。詳しい事情については明かさず、植野は、痛みや苦しみを取り除く治療もあるとして、一度病院に来るようにと勧める。
植野のおかげで母親が病院に行く気になってくれたとして、武四郎は、植野に感謝する。そして、医師の身でありながら、母親の病状に気づいてあげられなかったとして悔やむ。
しかし、膵がんを見つける事は大変難しく、武四郎が責任を感じる必要は無い事を植野は伝えるのだった。医師だからこそ、今後母親に訪れるであろう苦しみや痛みがわかり、武四郎は胸が張り裂けそうになっていた。
【PICU】7話感想
努力を重ねても届かないこともある神の領域。植野先生の包むような物腰や言葉にジーンとします。『泣いてもいいんだよ。』家訓で武四郎が涙を我慢する理由は、きっと今までたくさん泣いてきたからかな。受けとめなければ
ならない現実を前にした吉沢亮さんの母を見つめる表情が印象的でした😢— Hana__🎖🥼🎄👪🛳🏍👑 (@me_hana_02) November 21, 2022
見るほどに、毎回最高値を更新してくるという。
初めて本気で医者になりたいと思った1話と初めて医者になった後悔を味わう7話。
ドラマの中盤でこの対比を見せられるとは。
しこちゃんのえぐられるような心境ひしひしと伝わってきて、もうなんとも言えない気持ちになりました。。。— トロミ🥼🩺🎄🎅🎁🖤 (@torotoro1063) November 21, 2022
なんて言葉にしたらいいのかわからなくなるくらい感情が揺さぶられた7話でした。南ちゃんの決意もしこちゃんの後悔も圭吾くんの病状も辛い。ただその中でも女の子の血糖値に気がつくしこちゃんの成長や植野先生の寄り添う優しさ、綿貫先生と悠太くんの交流などが心に沁みました。
— 苺もち (@ichigo12mochi) November 21, 2022
しこちゃん先生がPICUで頼りになっててカッコいい✨と思いつつも頑張りすぎで心配💦からの、あのリビングのシーンは…本当にもう、つらかったです。
ドラマが折り返したんだなと強く感じられたのも…何かと心を抉られる回でした😭武四郎が抱えるものが大きすぎる…今後の展開が読めません。楽しみです— なっち🦀 (@enuoo_) November 21, 2022