【大奥2023】3話見逃し配信動画を無料視聴する方法

家光と有功は猫の若紫を通して仲良くなり、ほっとするひと時を過ごすことができたと思います。でも、玉栄が若紫を殺してしまいました。ひどいいじめが日常的に起こる大奥の犠牲になって悲しかったです。家光は無理やり母親と引き裂かれて、髪を切られ、男に襲われて、殺したという辛い過去がありました。今のように自分勝手に振る舞う理由は、誰も信じられず、絶望していたからです。それを知った有功は優しい歌を詠み、家光を理解して全てを受け入れました。家光がやっと有功に心を許せて大声で泣いたのが感動的でした。2人の幸せな時間が少しでも長くなると良いです。

若むらさきを口実に有功を部屋を行き来する上様は、言葉に出さなくても有功を気になっているのは明白でしたが、それが発端でせいであんな悲劇になるとは、部屋子が有功の為にした事だとしてもかなりショックでした。
上様には色んな秘めた思いがあり有功にあたっているだけと思いましたが、上様になった経緯を聞いて絶句でした。母親は刺され、誘拐のようにチエは無理矢理ここに連れてこられ髪を切られ、捻くれてしまうのも当たり前です。その悲しみに有功が気付いたあと、女装からの「上様のがこの服が似合っています。ちえ様」という女として扱ってくれ、名前を呼んでくれた言葉には涙しました。福士さんの上品さ堀田さんの涙が綺麗でした。

若紫の存在で家光と有功の距離は次第に縮まっている様子がうまく伝ってきました。女将軍の魅力がよくわかる内容になっていました。堀田真由さん演じる家光の活躍するシーンがあり、演技力がとても素晴らしく感じられ見どころがありました。人を安易に切ってはならないと感じました。福士蒼汰さん演じる有功の活躍するシーンに期待してドラマを見ることができました。NHKドラマを見ることで、歴史に興味を持つことができるのではないかと考えられました。

「この世にいてはならない方だから」と聞いた時から察していたつもりでしたが、想像の遥か上を行く残酷な真実が語られて愕然。たまたま先の家光公の近くにいただけで、母親は手込めにされたとの真実を知らないはずなのに、何かが欠けているのかもしれないと思い悩んでいるように見えたのは、母親と同じ悲劇に見舞われていたからだったんだなと腑に落ちました。有功様の前で子供のように泣きじゃくるその姿は確かに千恵ちゃんで、ようやく2人は結ばれたのに、何故今度は引き離そうとするのか春日局の考えが読みきれませんでした。

上様が求めていたのは子供なんかではなく、他者からの愛情だったんですよね。だから本当の母親や意志、性別までも取り上げられて、深く傷ついた心を、同じく相手も傷つけることで精算していたんだろうけれど、有功という地位ではなく、上様自身を見てくれる人に出会えてよかったし、だからこそ上様も惹かれたんだろうなって思います。だから有功を無理やり連れてきた点では、春日局グッジョブって思ったけれど、有功を上様の相手から外すって、何か面白くなかったのかな?

第2話で春日局を演じる斉藤由貴さんの怪演に特に惹かれたのですが、今週は主役2人の演技がとても素敵だと思いました。そばに仕える関係でありながら苦言を言うことができる有功の芯の強さと、やむを得ない理由から人に心を開けない家光のやり取りに惹きつけられました。2人の心が通じ合った時の家光の女性らしさには、それまでの険しい表情との落差もあり、特に驚きました。これから誰の以外な一面が明らかになるのかが本当に楽しみです。

家光と有功がかわいがっていた猫の若紫が有功の小僧に惨殺されてしまうところは悲惨な様子でした。また、少女の家光の壮絶な過去がわかり、とてもつらくなりました。将軍の家光の娘という理由だけで突然母親と離されてしまい、髪の毛を切られて将軍にさせられるなんて過酷だと思います。本当は女の子のままでいたかったはずの家光の素の心を見透かし自分の女装をして家光に寄り添う有功の懐の深さが心底かっこいいと思いました。２人のようやく夫婦のように幸せそうな姿が見られて感無量だったのに、またしても運命のいたずらが起こってしまうなんてとてもしんどいですが、来週も楽しみです。

家光の苦しさがヒシヒシと伝わって来て、とても可哀そうでした。そんな彼女と対峙する有功は、感情的にならずとても紳士的でかっこ良かったです。その有功役の福士蒼汰さんは、そのたたずまいや表情からはオーラが溢れていて、とても演者として魅力的なのが気に入っています。その有功が家光の過去を知ってどうするのか、ますます話に惹きこまれて行きました。まさか女装して登場するとは思ってもいなくてビックリしました。そして二人の心が通い合ってホッとしたものの、また次に波乱が起こりそうで次回もとっても楽しみです。

今回は、家光（堀田真由）の過去が明かされて、もう理不尽過ぎだと思ってしまいました。癒しになるはずの猫が、犠牲になってしまったのも辛いです。そんな有功と家光の2人に感情移入して、見ごたえがありました。堀田真由が抑えた繊細な感じの演技は、良いです。やっと結ばれた有功と千恵にホッとしました。ただ、これもやっぱり怖い春日局（斉藤由貴）が立ちはだかるのも、見ごたえあります。2人の悲しい恋物語を次でも観れるから、どんな展開か楽しみにしています。

千恵自身はなにも悪い点はないのに生まれてきた理由が悲しすぎて、更に春日局の思惑により母親までも殺害されてしまっての家光に成りすませさせるとは翻弄されっぱなしの散々な不幸人生は重すぎました。
女装姿をさせられて踊る男性たちを笑っていた千恵が有功を想い涙する様子も心を締め付けられ、そこへ現れた有功のカッコ良さは素敵でしたが、さすがに女装姿だけはちょっと可笑しく見えて笑ってしまいました。
千恵と有功の密となった関係性で幸せ真っ直ぐらと思ったのに、やはり出てきたラスボスの春日局のヤバい雰囲気は怖くてなりません。