【警視庁考察一課】6話見逃し配信動画＆再放送情報！

今回の事件の考察は考察の流れを一緒にずっと聞いてきても、山村さんが写真を指しながら説明してくれても、複雑すぎてちょっとややこしかったですね。あんなややこしい内容なのに、リモートで武田を動かして殺害させた毛利の殺人マニュアルが、本当に凄いなって思いました。あとちゃっかり最後の考察に参加していた内藤さんと高島さんは、良い感じに情報を持って登場したと見せかけて、実は何もしてなかったのは、ちょっと面白かった。

今回は特に考察一課のみなさんが忙しく出入りが激しかったですが、紅葉さんがしっかり考察してくれましたね。しかもすごく仕組まれた事件で。アリバイがある犯人が現場にはいないでどう殺すのかがネックになってました。藤井もリモートをフェイク映像にするという考えがよく浮かびましたね。上杉のことを武田が憎んでいる事を知りながら、武田が上杉を◯すように仕向けたと言う完璧な考察で、紅葉さんと名取さんは特に考察力が上がっている感じがしました。皆さん忙しいのはわかりますが、考察一課全員が揃っている姿がみたいです。

冒頭の湯けむりの山村、崖の船越、おいでやす内藤という愛称がユーモアがありすぎました。今回も相変わらずサスペンスドラマの有名どころが悪ふざけたりしてボケたりツッコむ光景が面白かったです。まあそんな実力派のなかでも船越慶一郎役の船越英一郎の演技というのは抜けているよなと個人的には感じました。船越が会議に参加しだすと場が締まるしテンポが良くなったように見えました。演技をしているようでどこか自然体であり、唯一無二の俳優だなと気づかされました。

山村刑事が大活躍しました。殺人現場が温泉なので今までの経験から犯人を割り出したのです。きっかけは、上杉と武田が同じペンを持っていることだったので、観察力があると思いましたが。毛利は3人で集まろうと言い、自分はリモート会議で出席し、武田をうまく操りました。わざと殺人方法のサイトを教え、恨みを募らせ、上杉を殺させたのです。武田は毛利も憎んでいたのに、ずるさに気づかなかったのでしょうか。結局、3人はアプリで儲けていたのにダメになってしまいました。メタバースもNFTも不安定な存在だと思いました。山村が信玄餅の正しい食べ方を教えてくれたのもよかったです。

湯けむりの山村という山村さんのあだ名がとても面白かったです。温泉地の事件で本領発揮をする、という実績通り、今回の難事件も鋭い視点でズバッと指摘するところがかっこよかったです。写真のちょっとした部分から解決の糸口を見つけるところはさすがです。事件の関係者が戦国武将の名前をもじっている、というところもゆるい雰囲気で楽しめました。メタバースなどの新しい言葉もしっかり理解して解説している名取さんはさすがでしたね。

桔梗信玄餅の公式の食べ方の知識は勉強になりました。山村さんの「真実を知っているか知っていないかだけ」との言葉は、あらゆる世の中の現象に当てはまる言葉で、目が留まりました。考察の途中で、船越さんと西村さんが退出する理由に思わず笑えました。その後のディープフェイク動画も面白過ぎです。殺人の手掛かりとなるダークウェブを毛利が運営していたという件には少々驚きました。山村さんの回だけあって、彼女が披露する考察は鮮やかで、思わず聞き入ってしまいました。毎回そうなのですが、柳沢さんと徳永さんのラストシーンは非常に興味深いです。

桔梗信玄餅のきな粉を飛ばさないで食べるという絶対に不可能と考えていましたが、外側にあるビニールの包装を使ってのきな粉と蜜を混ぜ合わせる巧みな方法は画期的で、早速と試したくなりました。
土下座の柳沢として有名だと自負している滑稽さが可笑しく、美しい土下座するだけにどんな失態をしてきたのかと想像してしまい、失態があったであろう柳沢なのに花形の捜査一課の課長となれたのは考察一課を設立した理由が関係しているのかもしれません。
山村さんの桔梗信玄餅の方法が◯人事件の考察に役立ったと思いましたが、真実は灰皿をシンプルに使っていてIT技術の進んだ世の中となろうと人間の仕出かす罪は変わらないなと思いました。

今回はじめてこのドラマを観たのですが、役名と俳優名がほぼ同じため人間関係も把握しやすく、また一話完結のつくりになっていたので助かりました。外へ捜査などに出かけることなく、部屋の中だけで犯人を特定するという刑事ドラマはめずらしいと思います。IT，アプリ，アバター，ディープフェイクなど今どきの言葉がたくさん出てきましたが、現実の事件の場合も同様なのでしょうか。だとしたら、年配の刑事さんは苦労されますね。冒頭に出てきた信玄餅の公式の食べ方が、犯人特定の過程でうまく利用されていて、芸が細かいなと思いました。

温泉で◯人事件が起きて湯けむりの山村が登場したのはワクワクしたけど、脳内で温泉に入って考察とは笑えました。ＩＴ関連用語に内藤と山村が白目向いているとか笑えるし、珍しく船越が講師で西村までドラマ出演のオファーがあったとは驚きです。高島が元鑑識から言わせて貰うと昭和な凶器じゃないと言ったのに灰皿だったのは笑えました。山村の考察は全員納得だし、犯人の自供と一致してキティちゃん好きからは想像できないほど格好良かったです。考察一課が作られた経緯は気になるけど、柳沢が大人の隠し事と言っていたのは意味深でミステリアスな理由を期待したいです。

IT関係の話で、山村と内藤が白目をむいているのが面白かったです。毛利と武田、上杉のそれぞれの関係性がちょっと複雑に感じて、考察一課の考察もそれぞれに展開されて行くのでちょっと頭の中がこんがらがっていました。途中で船越と西村が席を立つ時の「ケツかっちん」って言うのが特に可笑しかったです。ディープフェイクの話はとても興味があったのでタメになりました。皆が徐々に犯人に迫っていて、ついにこんがらがった◯◯への絡みを解いて行ってくれて、やっと納得できました。難しかったです。