【invert城塚翡翠倒叙集】特別編見逃し配信動画を無料視聴する方法

本編を改めて振り返ったわけですが、伏線の張り方のうまさには驚かされます。わずかな時間でも手掛かりになることは映していたので、犯人が誰なのかを推理することは早い段階で可能でしたね。徐々に確信に変わっていく展開は本当に見事な構成です。補足説明も追加されていて、これがとても納得できる内容になっていたのでなるほどと思うことがしばしばありました。翡翠と鐘場さんは以前から知り合いだったのがはっきりしたことで完全に犯人は翡翠の手の中で踊らされていたわけです。一度見ていたシーンでもニヤリとさせてくれるのは流石だなと感じます。この作品の理解を深める意義深い編集になっていたので満足です。

初回を見てから、香月が捕まる所を見た私はどうしてこうなったのかまるっきりわからない状態でしたので、特別編はとても助かりました。犯人が香月とわかっていて見返すと、香月の言葉も意味深になってきますね。翡翠が霊感がないのは本当かどうかわかりませんが、洞察力は凄いです。香月に本性を表させる為に鐘場達を巻き込んだ逮捕劇があったとは、真が逮捕した所がコンビって感じでした。今思えば、1話の最後で写真を見て香月がつぶやいていた言葉が探偵としてではなく犯人として言ってたと思うと恐ろしいです。事件を後で振り返りながら今までの事をまとめてくれる回があってもわかりやすくていいですね。

透明な悪魔は捜査関係者の中にいると思っていたものの、鶴丘文樹に初めて会った時点では、疑っていたのはたった0.1%だったとは驚きで、てっきりより確証を得る為にバディを組んで捜査しているとばかり思っていました。なるべく見落とさないように毎話観ているつもりだったのですが、事件が解決してから聞いてみると、以前はさりげないと聞き流していた翡翠さんと鶴丘の会話「誰だってちょっとしたことで人を◯してしまう」に違和感を覚えたり、違った角度から各ストーリーをもう一度楽しむことができました。

翡翠と真の日常生活を見せてもらえるような流れでの今までの事件の伏線を全て回収する振り返りとなっていて、今からでもドラマを見ても間に合うように新たな視聴者の拡大を狙っている総集編となっていたのが巧みだなと感じつつ、翡翠と真の美しい2人の戯れが堪らなく、天才思考で早々と事件を起こした真犯人に目星をつけられる翡翠なのに真の話した鳥肌という意味合いの関西弁のサブイボだけはわからないとなっていたのが笑えてました。
大和撫子の印象を受けていた翡翠が繋がっていた鐘場にガンを飛ばしていたり、香月を落とした近距離に座り肩に寄りかかり眠る行動はイチコロと腹黒策略にイラッとしましたが、美しい翡翠なら許してしまいます。

ドラマの香月先生との事件の日々の振り返りっていう形を取りながら、翡翠が最初は香月先生をどう思っていたのかとか、どこから本格的に疑いの眼差しを向けるようになったのかとか補足されていて面白かったです。翡翠自体は、香月先生と知り合う前から鐘場さんと知り合いだったから、鐘場さんがずっと心配して見張っていてくれたんだって分かったら、途中の鐘場さんの謎行動も納得できました。それにしても私もずっと気になっていた、香月先生の派手な愛車を、いじってくれて良かった。

「伏線回収」との銘打つだけあり、第5話までの解決編がコンパクトにまとまっていた印象でした。こんな時期に総集編的な放送をするのは珍しいなぁと感じたので、これはもしかしたら今後の何かしらのヒントや伏線が含まれているのでは？と直感、ドラマ製作スタッフたちの意図が隠されているのでは？とのアイデアが浮かぎました。このように考えたら、何かしらの伏線を探し出そうと、興味深く観察、視聴できました。探偵ドラマだけに、こうした仕掛けも非常に面白いと思いました。

透明な悪魔の香月を逮捕するまでを、翡翠が真に解説する形でドラマが進みました。衝撃的な真相だったので、落ち着いて整理することができました。翡翠が鐘場に協力して香月に近づきましたが、犯人の確証は始めはなかったようです。翡翠は香月と事件を解決しながら推理し確信してから、自分を囮にして証拠を掴みました。殺されるかもしれない危険なことだったのに、翡翠は全く動じず、むしろ楽しんでいるようで強い人だと思いました。香月史郎の本名が鶴丘文樹でアナグラムになっていたのを知り、細かい伏線に感心しました。翡翠と真の仲の良さも微笑ましかったです。

今回はまことちゃんのリクエストで翡翠さんがどうやって謎を解いて来たのかのおさらいの様に始まりました。見ている側は翡翠さんは霊媒師だと思っていた筈なので、今までのシーンの回想を見ながら「これも翡翠さんの手で、皆んな翡翠さんの手のひらの上にいたのか」と思いました。清原さんは翡翠を演じる上で更に上の演技もしていた訳で流石だと思いました。まことちゃんの小芝風花さんは貧乏とかドジ系の女の子役が多かった様に思いますが、今回はドジは変わり無いですが、クールな一面もあってカッコ良かったです。先週はプリンで今回はマカロンと2人のスイーツの好みも素敵です。香月先生は翡翠さんの手の中にいたんですね。笑えます。

翡翠の本性を知ったら鶴岡もきっとショックを受けたのでは。と思うほど、翡翠の素顔はツンデレで自信家。肩にもたれかかって、一緒に読んでもいいですか？は相手を油断させる必殺技と自覚してやっていたとは。あざといけれど計算された手腕は気持ちよく、どんどん明かされる伏線は面白くてなりませんでした。鶴岡の前ではおしとやかだった真も、普段は翡翠とため口で語り合う仲。ざっくばらんで飾らないのが魅力的。個性的な翡翠と組むのに調度いい常識がありいいパートナーです。明らかになった鶴岡の手口はゾッとするものでしたが、鐘場が持ってきた美味しそうなケーキで口直しできた気分。次回も楽しみです。

特別編というよりも総集編のような印象を持ちながら見始めていました。でも、既に分かっている伏線以外にも、香月の車や化粧品会社の情報が映り込んでいたことや、香月の名前のアナグラム等の新たなものも出てきたことで、充分に楽しめる内容でした。また、改めて流れを見ていて気になったことは、本当に翡翠はただの仕事でやっていたのかということです。騙すためとはいえキスまでするだろうかという疑問や、水鏡荘の幽霊が本物だと翡翠は本当に感じているのではないか等、まだすんなり受け入れられないところがあるため、謎が深まって、これからのストーリーに更に期待が持てました。