【ゴールデンカムイ3期】フル動画配信や再放送で観れる？無料視聴する方法を解説を解説！

北海道から樺太へと舞台が移って新しい物語が展開するのが楽しめました。三期のスタートは、杉元とアシリパの二人が別行動になり、各話ごとに二人の独立した物語が展開する点が目立っていました。二人が別行動を行い、最後には氷上に上で再開するまでが描かれました。二人が再開して抱き合うシーンには胸が熱くなるものがありました。バイオレンス・アクションもあり、コミカルなシーンも多々ありで、楽しめました。キロランケやアシリパの父の若き日々のエピソードはが重要な要素となっていた点も印象にのこるもので面白かったです。

家永カノさんが控えめに言ってもたまらなかったです。たとえ中身がおじいちゃん同然であろうとあんなにも美しい妖艶な魅力があればこの身を狙われても構わないなと不埒なことを思って頬が緩んでしまいました。見た目が好みなのはもちろん、大原さやかさんが好きなこともあって視覚にも聴覚にも幸せが溢れんばかりに押し寄せてきて、嬉しさが込み上げました。一方、タイプは全く違うけれど、まん丸顔のエノノカちゃんの可愛さもグサッと刺さりました。そして、どこからどう見ても子どもなのに感心するほどしっかりしているのが良かったです。

現代によくあるアニメとは少し異なるテイストのアニメ作品で独特の面白さとゆるさみたいなものが所々にありながら締めるところはきっちり締めているような局面もあるトリッキーなところが個人的には好きですが、第3期になっても1、2期のストーリー性を踏襲している良さもあると思います。印象的な場面としては曲馬団・ヤマダ一座のくだりの箇所が強く公演はもちろんそこで繰り広げられるハラキリショーなどインパクトの強さに引き込まれる雰囲気が感じられました。

アシリパ一行を追う杉元たちという構造で、最後に合流出来てほっとしました。アシリパが杉元のことに関する尾形の嘘を見破るあたり、彼女と杉元の絆は強いのだなと再確認しました。杉元がアシリパを「金塊争奪戦から解放する」ことを強く意識したことに感動しています。このシリーズは最初のほう、杉元たちが格闘技の「スチェンカ」に出場したり曲馬団に参加したりとお遊びの回が多いなと思っていたのですが、途中遭難しそうなところを助けてくれた灯台守の夫婦や皇帝未遂事件等としっかり伏線がはってあったのだと後で気づき、さすがだと感心しました。舞台が樺太ロシアへとスケールが大きくなって面白みが増しました。

直前に1期からおさらいしてから見ましたが、アニメとして全ての要素にさらに磨きがかかっていました。演技、止め絵、アクション、全て見ごたえ、聞きごたえがあります。30分間が本当にあっという間でした。展開には何度もびっくりさせられましたが、特にある話は、原作を読んだことがあるにもかかわらず心から驚かされました。同じように見ている友人も驚いていて、会話がかなり弾みました。練り込まれた演出に支えられて、色々な正義や思惑やうっかりのぶつかりあう闇鍋状態を心から楽しめました。音楽も、今回もとても良かったです。原作とアニメの技術のすばらしいコラボレーション作品でした。見ることができてよかったです。

舞台を北海道から樺太に移したゴールデンカムイ３期でしたが、はっきり言ってとてもクオリティが上がっていたと思います。スチェンカのあたりの心象風景の演出の仕方などは原作に忠実でありながらもアニメの良さが引き出されていましたし、個性のあるキャラクターが下ネタも含めてコミカルに描かれ、樺太のグルメに関しても視聴者に「食べてみたい」と思わせるような見せ方がされていたのが良かったです。一つ残念なことがあるとすれば、月島軍曹の過去のえごくさちゃんの下りをもう少しじっくりやって欲しかったと言うことです。トータルとしてとても満足でした。４期が待ちきれません。

一期をテレビで視聴して以降、その独特な舞台設定やキャラクターとハイテンションな物語展開の虜になり、以後のシリーズはすべて視聴しています。２期で杉本が頭を撃ち抜かれるという衝撃的な終わり方を迎え、その後どうやって３期に続けていくのか心配していましたが、さすが不死身の杉本らしく生きながらえ、以前と同じくパワフルな活動力で金塊の謎を追っていきます。しかし、その時に受けた脳の障害によって鶴見中尉のように破壊衝動が暴走してしまうという新たな側面が加えられ、変人ばかりのこの物語により強力なファクターが加わったように思います。物語はまだ道半ば、これから先もどのような冒険が繰り広げられていくのか楽しみです。

北海道よりも寒い樺太を舞台にアシリパを連れたキロランケを追いかける杉元達。それぞれのキャラクターの過去が更に掘り下げられ深いストーリーとなっています。文化が違う樺太で待ち受ける苦難は想像を絶するものがありました。より群像劇の強まった内容でどのエピソードも外れがなく凄まじい死闘が常に繰り広げられ見ごたえ十分です。そして杉元と因縁の尾形との死闘がこのシーズンのクライマックスに相応しい対決となりうまく締めくくりました。前話迫力あるストーリーでシリーズの中でも屈指の出来でしょう。続編が非常に楽しみです。

暑苦しさMAXのバーニャ回、鯉登の驚異的な身体能力が発揮されたサーカス回、土方の過去も垣間見えるエトゥピリカ回と、見どころがこれでもかと詰め込まれた３期。全体的な評価もかなり高い。特にエトゥピリカ回の斬新な色使いは圧巻だった。信じていた者に裏切られた新選組隊士の激しい悔恨。それでも進み続けると宣言する土方の不屈の闘志が、日常ではあり得ない原色を配することで表現されており、芸術的でさえあった。そして、ラストに怒涛の如く繰り広げられる、殴り合い、撃ち合い、切り合い。最近の異能力バトルとは一線を画する、人間の執念を具現化したような生々しい戦闘は、まさにゴールデンカムイらしいクライマックスだった。

緒方・キロランケ組と共に、のっぺらぼう探しの旅に出たアシリパさん。隣にいるのは何で白石なの？また女人目的で逃げ出すんじゃないの？と信頼感ゼロからのスタートでしたが、旅が長くなるに連れ、いてくれてありがとう白石さんと思えてしまうほど、存在の重要さを知らされることになりました。一方、ひたすらアシリパさんを追い掛ける、不死身の杉元・谷垣ニシパ組は、要所要所に謎のセクシーショットを織り交ぜられながらも、悲しくてたまらなくなったのは、月島軍曹と父親、そしてえご草ちゃんとの残酷な真実で、杉元とアシリパさんが再会して、相棒契約を更新出来るたのは奇跡的なんだなと、さらに喜びが増しました。