【Get Ready!】1話見逃し配信動画を一気見する方法

エースに手術して貰うには、お金があり生きる価値がある人と言う事でかなりハードルが高そうです。勿論副総理は断られ、渋谷は初心は技術者の幸せを考えて動いていても、利益重視であくどい事をしていたら生きる価値の人間だとエースには判断されませんよね。病気になり考え方が変わった事、一緒に仕事をしてきた仲間の言葉で、ぼろぼろな体に鞭打っても、国の技術者、職人未来のために翻弄したおかげで、手術して貰えた流れがとても良かったです。世界の最先端で未承認の技術や薬、iPS細胞、見た事もないような手術をしてましたが、手術方をきちんと教えてくれる所が現実味があり、それでいてかた苦しすぎない雰囲気で見やすかったです。

エースの髪の毛が半分シルバーになっているのを見ると、ブラックジャックを思い出しますね。ブラックジャックをモデルに、現代の最新技術とエースの腕で不可能を可能にしている感じなのかな。一見エースは冷たい人のように見えるけれど、目の前の患者ではなく、世界全体を見て、その患者を救うべきか考えているんだろうと思います。今回の患者は初心を思い出し、多くの企業とその家族を救う事を重視して動けるようになったから救ってくれたけど、副総理みたいに死を目の前にしても自分本位の人は、どんなすごい人でも救ってくれないんだろうな。

初めは深刻な後継者問題を何とかしたいと、日本の技術を経営者の思いを応援したいとの思いから立ち上げた会社に違いないのに、富を手にしてしまうと人はそれまでの夢さえ見失ってしまうのか。手に余るほどの富も名誉も手にしたことがない人間からすると想像もできない世界だったけれど、自分の人生がもうすぐ終わる現実を目の当たりにしてようやく、「生きる」ということは「生かされている」ことでもあると渋谷さんは学べたのだろう。そんな哲学的な意味合いとして考えさせられるストーリー展開でした。

闇医者チームから治療費は800億だと言われた渋谷が、いくらでも払うから助けてくれと形振り構わず懇願するのかと思いきや、同僚のおかけで初心を思い出して、余命を捧げて奔走した姿には胸を打たれた。それはエースが望んだ「生き延びる価値」以上だったかも。渋谷はこれまで酷いこともしてきたけど、これからは未来のために価値あることを成し遂げてくれそう。しかしほぼ余命も尽きたところから、ちゃんと命を助けられるエースの腕はまさにゴッドハンド！高額な報酬は払えそうにないけど、こんな医者がいたら心強いな。

医者が患者を救う価値があるかどうかジャッジする。聞いたこともない様なパターンの医療モノで、エースがいつまでも患者を救うと判断しない所にあぁ本気なんだなとこちらまで焦らさせられるほどでした。しかしどんなに窮地でもそこから救い出せるとてつもない外科の腕前は凄すぎて痺れましたね。こんな医者がいるのなら、本当に色んな人を救って欲しいですがやはりめちゃくちゃな資産を持っていないと基本的にダメなんでしょうか。どんな人を救っていくのかこれからに興味が尽きないですね！

人は死を意識した時にまで傲慢になれるものなんだなと少し驚きました。大金と命を天秤にかけるエースのやり方はかなり強引かも知れないけど、確かにいくら社会的に地位がある人でも、他人に害を及ぼすなら生き延びる価値はないという考えは正論だと思いました。
そういう意味で、ギリギリで心を入れ替えた渋谷はすごいと思ったし、その誠意が恨まれていた相手にもちゃんと伝わったラストに泣きそうになりました。
エースも最後には報酬を下げるという温情を見せたし、ただの冷酷な人で終わらなくてホッとしました。

副総理の羽場は「二度と歩くことはできない」と告げらていて、大変な状況に感じられました。どんな手術にも引き受ける闇医者について考えてみるとドラマの理解が深まると感じました。藤原竜也さん演じるジョーカーに注目して見るとドラマが面白くなると考えられました。エースが現れていて、羽場に交渉をしているシーンに関心を持って見ることができました。妻夫木聡さん演じる波佐間永介の活躍するシーンに期待してドラマを見ることができました。

顔元が光る怪しい仮面をかぶった風貌がとにかく怪しくて異様な医療ドラマという雰囲気がしました。普通の病院では難しい患者さんも彼らの手にかかれば治せる、というのはブラックジャックのようにも感じます。天才外科医のエースの風貌もそれに近いですね。お金がたくさんあっても「生き延びる価値があるのか」ということを問われるところは人間ドラマの側面もあるといえそうです。初回はビジネスマンの渋谷が今までは悪事を働いていたけれど命の期限がわかってからはもう一度関係してきた人たちと再度向き合うことで「生き延びる」価値を認められたのかなと思いました。仮面ドクターのチームがどんな医療をしていくのか今後気になりますね。

腕の良い闇の医師と看護師と交渉人とハッカーの4人が、自分のお金のためだけでなく、患者が更生して世の中のためになるように救うことに感動しました。投資家の渋谷は、町工場の技術だけを得るために、たくさんの工場を潰し人々を苦しませていました。でも、難しい肺炎で治らないと知り、自分の生き方を振り返り、変わっていきます。永介が800億円で治してやると言ったのは、渋谷がどう変わるかを試したからです。そして、生きていく価値を見出して多くのお金を世の中に使わせるのです。4人の役割は明確で信頼し合っていますが、本心はわかりません。今後、人物像や関係性がはっきりすることに期待しています。

闇医者のエースらの手術場は、近代的でスタイリッシュさもありとてもカッコいいのが気に入りました。その後出て来た占い師が謎過ぎて、ジョーカーとの変なやりとりに笑ってしまいました。彼女は何か重要な意味があるのか無いのか、とっても気になってしまいました。投資家の渋谷が病気が発覚した後、初心を取り戻して色々な会社を回って行く中で、沢山の可能性を秘めた職種も見られたのが特に良かったです。クールなエース役を演じる妻夫木聡さんが役にピッタリで気に入りました。