【大病院占拠】10話最終回見逃し配信動画を無料視聴する方法

鬼たちの愛する人への思いが明かされてからこそ、鬼を一人ひとりSATが確保していくシーンは胸が痛かったです。このシーンの鬼たちへ容赦なく銃を撃つSATの姿や、武蔵の表情を見て、どちらが悪なのか、警察がやっていることは本当に正義なのか、考えてしまいました。また、事件解決後の因幡やネット上の反響がとてもリアルだと感じ、印象に残っています。最後に謎を残したまま終わってしまったので、早く明かされてほしいと思いました。

耕一は琴音の兄でした。鬼の正義と知事の正義のどちらが正しいかを決めるのは難しいです。でも誰かを犠牲にした正義は無いと思います。亡くなった人へのメッセージとともに、最後の戦いに挑む鬼たちに悲しみと深い愛を感じました。新型ウィルスのワクチンを作るべきと知事に言ったのは和泉でした。3年前に武蔵が撃ったのは耕一の父でした。琴音が死んだ原因をつかもうとして事件を起こしたのです。それを撮影していたのが因幡でした。全員がつながっていたことに驚きました。武蔵が耕一を捕まえて事件は解決しましたが、最後のメッセージで駿河も鬼とつながっているとわかり驚きました。怒涛の展開を十分に楽しめたドラマでした。

耕一が手にしていた「親父の手帳」は、武蔵刑事が発砲した事件で犯人とされた尾張さんのものだったけれど、そもそもガソリンスタンドに立てこもった理由が、人質にしていたホテルオシマの元支配人から、琴音さんの死の真相を聞き出そうとしていただけで、事件後に事実を知った和泉管理官が「P2計画」の為に隠蔽に関わっていたとはショック倍増。事件が全て解決されたあと、BLUEから「ありがとうございました」のメールを受け取っていた女性分析官・駿河さんは、鬼側の首謀者だったと言いたいの？と気になる終わり方でした。

鬼たちの素性がどんどん分かってきて、それぞれの残したビデオと対比して、現実には警察と戦って散っていくのが悲しかったです。百鬼チャンネルを閉じる最後の大和のわずかな笑顔が引きつっているのが気になりました。そして大和と武蔵や他の面々との大きな繋がりが露わになって、とても緊迫したシーンにハラハラしました。武蔵の妻か大和の命かという究極の選択に、もうどちらか選ぶしかないと観ていましたが、とっさに取った武蔵の行動は立派でした。最後に武蔵の優しい「嘘だろう」という言葉が聞けてほっとしました。でもまだ続くのでしょうか・・。

最初から居て出番も多かったさくらがここで大きく話に絡んできたり、遂に武蔵と青鬼の間にある因縁が語られたりと、今回もサプライズの多い最終回でした。ラストシーンも何か意味新で、ここから先の展開がまだ用意されていそうな感じでしたね。もしも続編があるのならば、この一連の事件を経てメンタルの完全復活した武蔵が活躍するところを見てみたいです。振り返ってみると武蔵は療養中の身でとても頑張っていましたが、調子が悪い上に身内を人質に取られたりもして酷い状態でしたからね。いつかまた桜とコンビを組んで、かっこよく事件を解決してもらいたいなと期待しています。

やっぱり駿河さんも内通者だったか。本当に切れ者で、わざと発見を送らせていたのか、全部知っていたからループとか気がつけたのかどっちなんだろう。けれどもなんか中途半端に終わってしまった感じなので、続編とかあるのかな?しかし、P2計画のすべての始まりが和泉さんだったとは。だから調べられたくもなかったし、明らかになって動揺していたのね。今回のドラマは、武蔵のオーバーな演技や、ラストの雑さが気になったけれど、鬼を演じた俳優さんたちの演技が本当に素晴らしかったです。

鬼たちがしたことは悪いことだと思うけれど、知事と和泉さんの計画がなければ、大和さんたちはこんな行動起こさずに済んだんじゃないかなと思いました。和泉さん、知事に「なんでも相談して。」って言われて計画を立てて、相談して、その計画のせいで市民が犠牲になるとか考えなかったのでしょうか…。鬼たちみんな確保されて捕まったけれど、少しモヤモヤした気持ちになりました。釈放されて、それぞれ前を向いて生きて欲しいです。

青鬼、赤鬼、黒鬼である、耕一、孝、みさきの関係性、そして琴音が耕一の妹ということも明かされましたが、その4人の過去の姿が、とても微笑ましいものでした。琴音の妊娠を聞いて喜び、まだまだ男の子か女の子かも分からないのに色々と質問する男二人に、まずは祝えと一括するみさき、そして、それを笑って見つめる琴音や婚約者の相模。そんな幸せそうな時期があったと知ってしまったことで、今回の事件の辛さが、より伝わってきて、胸が締め付けられました。

最後の最後までハラハラさせられましたし、武蔵と同じく「嘘だろ？」って思うことが、すごくありました。船の名前が出たときに和泉管理官の動揺が凄かったので、何かあるのかとは思っていたけれど、まさかのP2計画の本来の発案者であったとは思いもしませんでした。しかも旦那が感染して亡くなってるということは、気になる点は多々あるし、船内で感染者が1名っていうのも謎だし、ウイルスについても気になることが多々ありました。青鬼と琴音さんは兄妹であるのは判明して、なるほどとなりましたが、伏線がまだ山程あるので、鬼サイドのシナリオや続編があるのか気になるので続報を待ちたいと思う最終回でした。駿河の正体も気になりますし

裏切り者だと見ていた和泉は微妙な立場であって隠蔽を知っていた点においては警察官として失格と残念でならない印象を受けました。
ガソリンスタンドでの立て籠りは理由があっての事であったとわかりましたが、刑事の武蔵にとってはそこまで把握できる状況ではなく、刃物を持っていた大和の父親の方が明らかに危険な行動をしていただけに武蔵の判断は警察として正しかった気がして、事が起こる殆どは些細なズレからなのだろうと人間の足らない部分を示していた気がします。
事件は解決して武蔵の家族も仲良くと幸せが溢れていて良かったのに、駿河の怪しい笑みには本当の黒幕だったのかと今後の展開が気になって仕方がありません。